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zoom RSS 亡き人からの贈り物

<<   作成日時 : 2008/05/16 00:27   >>

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年を重ねて見えてくることもあるんだ
なんてことをこの頃少し分かってきました。
 24年前、ぼくがまだ20代の頃檀家参りをしていると、ある家で一冊の本をおばあちゃんからプレゼントされました。おぱあちゃんは、「私の書いた短歌を息子が本にしてくれて」とうれしそうに僕に語りながら仏壇の前でぼくに差し出してくれました。あれから24年、おばあちゃんは2年ほど前に99才という長寿を全うされ亡くなられました。その時にその息子さんに始めて会いました。遠く京都で医者をされ、今はその息子さんが活躍されているそうです。
 亡くなられる前の数年間、盆・彼岸参りの時は、もうすでに寝たきりになっておられ、おばあちゃんの娘さんは、「惚けてしまって」と言われていたのですが、僕の前ではけっして惚けているようには見えませんでした。上品な方で、ぼくのような半人前がお参りに行ってもいつも大切にして下さいました。
 そのおばあちゃんの本、ずっと忘れていた本、でも、ずっと心の中で気がかりだった本をたまたま先日本棚の中から見つけることが出来ました。そして、今こうして読んでいると明治・大正・昭和・平成の時代を生きてきた女性の強さを感じることができるようになりました。おばあちゃん ありがとう。

特攻に散りし従兄弟よ穏し世に喜寿近きわれ無為に生きおり

戦を知らぬ孫たちのびのびとラケット振る終戦記念日

一条の煙となさんためなりや悔やみ残る八年の看取り

玉音に泣きし少年早五十才医師とふ修羅をしたたかに生く


年を重ねていくこともいいことなんだよ。見えなかったことも年を重ねることで見えてくることもあるんだ。

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